Compositor: Ueda Tatsuya
むかしむかしあるところに
わるいひとりのおおかみがいまちた
そいつはとてもずるかしこくて
うさぎのかわいいすがたになりすまし
なかまになるふりをして
さらにてをさしのべるふりをして
あかいしたでくちびるをなめ
しろいくびすじにきばをたてくいころしていきました
そんなはなしがぼくらの
いまのこのせかいにもあるようで
そいつはとてもずるかしこくて
やさしいえがおでぼくらにちかづいて
なかまになるふりをして
さらにてをさしのべるふりをして
あまいいつわりをわらってはいって
くびすじにつめをたてくいころしていきました
こんなくだらないばかげたせかいは
ほんとうにひつようあんのかって
これがぼくらのさきはななんだって
つづくくらいそらひかりただもとめさまよう
でもぼくらくびをしめあって
やみにおちていく
そしてきみはぼくのことをわらって
でもぼくはきみのことをわらって
でもぼくよりもきみまさしくて
でもきみよりもぼくがまさしくて
わからないならはやくきえちまえって
さあうさぎのなかまがりべんじです
わるいおおかみやることきめました
そいつはほんとうにずるかしこくて
うさぎのはかないすがたをりようして
あまいゆうわくをかけながら
さらにねむりぐすりをまぜながら
そのとじたひとみにつめをたて
このよのみつをうばいくいころしていきました
はたしてうさぎのやったことはほんとうにせいぎだったのかって
じゃあおおかみがせいぎだったのかって
おわらないみちをこたえたださがしさまよう
でもぼくらきずをつけあってちにそまっていく
だからなにをきみがさけんだって
そしてなにをぼくがさけんだって
たとえきみがぼくをくいころしたって
たとえぼくがきみをくいころしたって
だれにももんくはいはせやしないって
つづくくらいそらひかりただもとめさまよう
でもぼくらくびをしめあって
やみにおちていく
そしてきみはぼくのことをわらって
でもぼくはきみのことをわらって
でもぼくよりもきみまさしくて
でもきみよりもぼくがまさしくて
わからないならはやくきえちまえって